沖縄出身者のキャリア~大企業へ就職&資産形成~

高専、大学、大学院を経て大企業に就職した経験、資産形成について発信中

沖縄高専入学前にやっておきたいこと【何もしない】

今回は沖縄高専入学までにやっておいたほうが良いことを私の経験をもとに書きたいと思います。結論から言うと【何もしない】です。

 

 

こんにちは。

沖縄高専を卒業して、大企業に勤めているでんです。

 

今回の内容は私の主観が多いところがありますが、これから入学される皆様の参考になれば幸いです。

 

目次

 

 

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1.高専での目標を設定

2.パソコンの使い方を習得

3.英語の勉強

4.何もしない

 

私は4番に専念していたので、

1~3番はやっておけばよかったという後悔

から上げさせていただきました。

 

 

 

 

1.高専での目標を設定

これはモチベーションを維持するために大切です。

友達を作ることで、ある程度維持できますが、

5年間と長いので「中だるみ」と呼ばれる

やる気が失われる期間が来ます。

私は、4,5年生の頃に来ました。

 


 

目標を立てると言っても

なかなか難しいと思います。

具体的には

  1. 人生の目標
  2. 社会人になるときの目標
  3. 高専卒業時の目標
  4. 在学中の目標

というように、大きな目標から立てて、

ブレイクダウンしていくと考えやすです。

 

 

例えば、

 1.人生の目標:

ドラゴンボールに出てくる、空飛ぶ車を作りたい

 

2.社会人になるときの目標:

トヨタ自動車にエンジニアとして就職

 

3.高専卒業時の目標:

自動車の基礎知識と航空機の基礎知識を習得

大学への推薦をもらえるように成績上位を目指す

 

4.在学中の目標:

自動車・航空関係の講座で首席を狙う

 

最近、日経新聞で出ていた、

トヨタ自動車空飛ぶ車に本格参入の記事

から適当に書きました。

この目標は大学院(修士課程修了)まで行くのが

現実的なルートになると思います。

 

マイルストーン

この目標の立て方は、

マイルストーン

という考え方を使ったものです。

会社で上手に仕事をしていく上では、

常に意識しなければいけないものです。

マイルストーンとは

「節目」、「中間目標点」という意味です。

最終ゴールに向かって、

計画的に進むためにいくつかの

マイルストーンを適切に設定します。

高専在学中から意識して使うと

5年以上の期間があり、

社会人になるころには無意識に

使えるようになると思います。

おすすめです。

 

2.パソコンの使い方を習得

講義の中で、

office(ワード、エクセル、パワーポイントなど)

を使う練習はありません。

やりながら覚えていく必要があります。

各ソフトの機能は下記の通り

  • ワード:文書作成
  • エクセル:表計算。グラフやマクロ作成
  • パワーポイント:プレゼン資料の作成

 

パソコンに精通している子はその時点で

アドバンテージを持っていました。

心配いりません。

習得できなくても、ある程度の知識あれば、

楽にやっていけると思います。

 

私は入学時点でワードで文書を作る

くらいしか知らなかったので、

レポート作成や発表資料作成で

最初の頃はとても時間かかりました。

 

 

 

ブラインドタッチ

パソコンの技能として

ブラインドタッチ

の練習もおすすめします。

キーボードを見ないで、画面を見たまま

入力する技術のことです。

これは高専の授業で練習する時間はあります。

しかし、その時間だけでは足りないです。

私は高専入学後に、タイピングのソフトを

買って練習しました。

 

いろいろなソフトがありますので、

自分が好きなキャラクターやゲームなどの

タイピングのソフトを使うこと

をおすすめします。

 

ネットでは無料で公開されている

ゲームもあるので一度調べてみるのも

おすすめです。

 

ちなみに私は

「タイピングオブザデッド」

を使っていました。

※最近は中古でしかないみたいですが。

当時ゲーセンにあった、

ゾンビを倒して進むゲームです。

 

 

  

3.英語の勉強

沖縄高専の英語の教育は特徴があります。

多読 多聴

簡単に言うと、

たくさん英語を読んで聴いて

学ぼう身に付けよう

みたいな感じです。

絵本で1ページにつき1単語の本から始まり

最終的にはハリーポッターみたいな

普通の小説の英語版を読む感じです。

 

これ、慣れるまでが大変でした。

1コマ100分(当時)ありましたが、

目標は〇〇万語読もう(数値は忘れました)

という大目標が設定されているだけで、

その日の授業でどこまで読むかは

個人の裁量に任されていました。

これはこの学習方法の欠陥と私は思います。

 

中学までの先生が講義する英語の授業とは違い、

(この方式も英語教育としてよいかは不明)

この授業で能力を伸ばせるかどうかは

生徒個人のやる気次第です。

私の場合、

英語は苦手科目で楽したい気持ちがあり、

頑張れば10冊読めるところを、

4冊で終えたりして、手抜きをしていたので

英語はステップアップできなかったです。

 

一方でしっかりと

結果を出している生徒も何人もいました

入学前から多読、多聴に慣れておくことを

おすすめします。

 

 

4.何もしない

私はこれしかやっていないので、

正直これが一番おすすめです。(笑)

何もしないって意味ない気がしますが、

ある程度やると逆にやる気が出てきます。

充電期間的な意味合いが強いです。

数日経つと

「時間もったいない」

「遊びに行こうかな」

高専について調べたほうがいいのかな」

とか、いろいろな考えや感情が出てきます

それが最終的に自分のやる気につながります。

 

⇒「自発的やる気」というのかな??

 

これは、両親や先生、他の人から

押し付けられたやる気より

圧倒的なパワーを持っています。

私のこのブログもこの自発的な

やる気のおかげでスタート、継続しています。

 

入学するとやることが多くて、

何もしないってことができなくなります。

若いころからそんなことは必要ないと思いますが。

 

 

  

まとめ【何もしないがおすすめ】

今回挙げた、1~3はやってなくても、

入学後に頑張ればある程度何とかなります。

ただ、結構つらいことありました。

 

まとめると、

やったほうがいいことは、

勉強の下準備

パソコンの練習

英語のモチベーションアップ

です。

 

入学までに時間はあるので、

数日何もしないをやることもおすすめです。

今後の人生で何もしないをやる

チャンスは限られていることをお忘れなく。

 

学生の間は長期休暇があり、

その時にできると考えがちですが、

バイタリティ溢れる若世代は

何もしないが以外にできないです。

 

 

最終更新日:2020/5/7