こんにちは。でん です。休職から復職して半年経ちました。コロナの影響で在宅勤務が増えていた時期なので、職場に戻りやすかったです。今回は、「セルフモニタリング」について書きたいと思います。
この記事で分かること
- セルフモニタリングってなに
- 得られるメリット
- 具体的な始め方
目次
セルフモニタリングってなに
自分の行動や考えや感情を自分で観察記録すること。
です。
復職に向けて通ってたリワークで毎日行っていました。自分を客観的に見て、気分や睡眠時間などを記録していました。
具体的には睡眠時間を記録し、疲労度、気分を0~100で数値化していました。50を通常として高いほど良い、といったイメージです。
始めた頃は意味がないと思っていましたが、1ヶ月続けると気づいたことがありました。疲労度、気分を数値化するときに無意識のうちに根拠を探します。
「なんで、疲労度80もいってるんだっけ??」
「気分30って、昨日喧嘩したからか。。」
などなど、自分の状態とそれが起こった出来事を振り返ることができます。
セルフモニタリングをするメリット
私がリワークでやっていたセルフモニタリングは時間にしておよそ3分でした。これだけのメリットが得られるならやらないと人生損してます!!
自分の状態を確認して、無理をしない選択ができる
毎朝リワークに通所して最初にやっていました。一日の初めに疲労度、やる気を確認することで、一日の目標や立ち回りを考えることができます。
- 疲労度ややる気がない時は目標を少し控えめに設定する
- 納期に影響の出ない範囲でタスクを入れ替える
- 早く帰って寝る
- 周囲の人を頼ってみる
大半の人はこれが自然にできているのではないかと思います。これができていなかった私は、「毎日毎日できるとこまで頑張る」、「やる気ないのは気持ちの問題やるしかない」と考えて毎日ヒーハー言いながらやっていました。
常にエンジン最高回転数で走っているような状態です。初めの頃は問題ないです。でもそんな状態で走り続けたら、車だってオーバーヒートしますよ。セルフモニタリングで自分がどれくらいの状態で走っているのかを知ることができます。
そこから、ここまで最高回転数できたから少し休もうかなとか判断できます。無理をしない選択ですね。
もやもやした気分がなくなる
もやもやは、よくわからないけど、疲れてるとか嫌な気持ちがある状態です。私はそういうことがほぼ毎日あります。
「なんか今日面白いテレビやるのになんかわくわくしないな」
「会社行きたくないな」
「なんか眠いな」
みたいな理由はわからないけどなんだか、みたいな感じです。
セルフモニタリングをする時、疲労度ややる気を数値化する時には「根拠」を探します。例えば、
「今日は気分30だな。昨日言い合いしたからな。」
などです。根拠が分かると振り返ることができます。その時には多少嫌な気持ちになります。でも、朝考えると気持ちが落ち着いてるので、冷静に考えることができ、自分の中で消化できます。そうすると仲直りできたり、すぅーっと忘れられます。
そしたら、やる気が復活!!です。
ネガティブの連鎖を断ち切ることができる
なんとなくもやもやした状態は危険です。1つ1つのもやもやは大したことなくても、相乗効果でものすごいネガティブを生むことがある。
ネガティブな状態だと何を見ても、体験しても、聴いてもネガティブにしかとらえられないんですよね。類は友を呼ぶみたいな。
なので、もやもや、特にネガティブなものは一個ずつつぶすことが大切です!!
具体的なやり方
紙に書いて数値化する。
これだけです。おすすめは
- 0基準で良い時をプラス、悪い時をマイナスにする
書いたものはセルフモニタリングが終われば毎日、捨ててもOKです。考えて、数値化して書くことが大切です
まとめ
セルフモニタリングで自分と向き合って、自分を知って、立ち回りを考えることができる。無理を回避することができる。
ストレス社会において非常に有用なツールです。
習慣化されると、朝食を食べながら自然にできるようになります。
最終更新日:2020年10月23日