沖縄出身者のキャリア~大企業へ就職&資産形成~

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休職から復職までの流れ

こんにちは。休職→復職まで経験している でん です。今回は私の実体験をもとに、休職から復職までの流れを書きます。最後まで読むと、休職の時にすべきこと、流れが分かります。休職しても、傷病手当が出るので生活はできます。

 

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とりあえず会社に連絡して休む

まずは会社、上司に連絡して休む旨を伝えます。私の場合は初日は状況を説明してお休みをもらいました。しかし、今までと状況が違うのはわかっていたので、メンタルクリニックを最短日程で予約しました。私が休むことで、業務が滞る、周囲に迷惑がかかるなど、色考えましたが、結果的に何も問題は起こりませんでした。最初の1ヶ月は週に1回くらい資料の保存先などの問い合わせが上司から来ましたが、それ以降は何も。大企業なら変わりはいくらでもいるのでたいてい何とかしてくれます。大企業の良いところですね。

メンタルクリニックなど精神科を受診

ネットで検索して近い順に電話して3つ目くらいですぐ予約取れました。世間一般的な病院とほとんど変わりません。処置室とあとはいくつか担当の先生と面談する部屋があるくらいです。休職に当たっては診断書が必要なので、相談をしましょう。「会社に行けない」といえば、主治医の先生がよっぽど診断書出しますかと聞いてくれるので、メンタルクリニック受診すればOKですね。

大企業になると、相談窓口や診療所、産業医がいるので、先にそちらに相談してもよいかもしれませんが、彼らがその辺を専門の可能性は低いので専門の先生がおすすめです。休職する2,3か月前に相談窓口のダイヤルに電話しましたが、

「1日何もせず休んでみては?」

「相談してみては?」

のような、当たり障りのない回答しか得られませんでした。メンタルやられ始める初期段階しか意味ないです。

有給休暇と休職の期間を相談する

休職期間は半年以上は考えておく。私の場合はおよそ50日ほど残っていたのですが、上司の判断で2ヶ月は有給休暇でそのあとから、休職としました。そのおかげで2ヶ月は働かずにお金が入ってきたので生活はできました。復職して有給休暇が15日ほど残っていたので助かりました。風とかで突発で休みが必要なこともありますので。

傷病手当の申請の準備をする

休職になるといよいよ収入はなくなります。あてになるのは傷病手当です。これは総務に相談して、申請を準備しましょう。正直1~2ヶ月は会社に電話もしたくないので、家族に協力してもらうとよいです。

ある程度貯金があり、切り崩して生活できるなら、急がなくてもOKです。さかのぼっても請求できるのでいろいろ落ち着いてからでも遅くないです。私は、4ヶ月分くらいをまとめて請求しました。あと、保険に入っていたら休業補償など保険金請求の要求を満たしていないかを調べましょう。私は1日5000円補償の保険に入っていたので復職後申請しました。要件を満たしてたので、およそ半年の休職で年間のボーナスと同じ額が支給されました。

何もしないで休む

休職の時まずは何もせずに休みましょう。休養が一番の特効薬です。その後やりたいことができたらそれをやってみるのがおすすめです。本を読む、買い物に行く、ゲームセンターに行く。「おいおい遊んでいるのか」と思うかもしれないですが、メンタルやられると生きることすら絶望的に思えるレベルの時もあるので、遊びでもやりたいことから始めるのが良いです。本を読むは非常におすすめです。時間もあっという間に過ぎるし、教養も身につく、価値観も広がるので。

リワークプログラムに通う

これは絶対おすすめ。休職支援センターやメンタルクリニックが独自でやっているものなど様々ありますが、何でも、どこでもいいので参加しましょう。国が運営している者は費用なしで参加できるので、参加しないと損です。休むだけ、本読むだけではなかなかわからないことが多い。特に、休職期間中は家族、主治医の先生以外かかわる人がいなくなるので、復職前のリハビリとしては最適。また、そこでは様々なプログラムを通じて、再発防止策を一緒に検討してくれるので利用すべきです。最終的には担当者含め復職までをサポートしていただけるので非常に助かります。

まとめ

メンタルやられてからやることは

  • 会社に連絡して休む
  • メンタルクリニック受診
  • 休職(傷病手当、保険などを請求)
  • リワークプログラムに通う
  • 復職

です。

メンタルやられると、休むことが一番です。ある程度の会社なら代わりはいくらでもいるので、自分のこと最優先に考えて休む選択をしましょう。人間は一人では生きていけないので、周囲を頼りながら生きていくのが大切です。

最終更新日:2020年10月24日