沖縄出身者のキャリア~大企業へ就職&資産形成~

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【人生観を変える】ウシジマくんvs.ホリエモン カネに洗脳されるな! 書評1

あけましておめでとうございます!でんです。今年は本を読むたびに感想を残すことにしました。

 2021年第1弾は

【ウシジマくんvs.ホリエモン カネに洗脳されるな! (小学館文庫)】

元々、ウシジマくんの漫画を読んだことがあったのでタイトルを見て一瞬で興味を惹かれました。人生に行き詰まっていたり、人生つまらないと考えていたり、これからの人生が不安な人にとって、価値観を広げる1冊になります。大企業のサラリーマンとして7年以上勤務してきた私にとって考えもしなかった考え、価値観が詰まっていたので、そこをいくつか紹介します。

1.お金=信用

一番印象的だったのは「お金=信用」ということ。そして、とにかくGiveすることが信用を貯めるために大事であるということ。お金は提供した価値に対して払われる対価という考え方しかなかったので衝撃的でした。

もらった報酬以上の価値を相手に提供することは、ビジネスの基本中の基本だ

本書の中でホリエモンはそう言っていました。

2.しがらみを気にせず大胆に人間関係を捨てる

本書でホリエモンは信用を作るためにまずは人間関係の断捨離を勧めています。サラリーマンしか経験のない私は、仕事上の関係は会社の指示に従うしかなくぴんと来ていませんでした。「定年後の腐れ縁のような関係を捨てよ」。定年、転職などで、会社から離れたら、無駄な人間関係は断捨離せよということだと認識しました。これは私の場合は学生時代(小中高大学すべて)の関係において窮屈に感じる、会いたくない場合には断捨離せよということです。

もちろん一定の人間関係や、保っておかなければいけない付き合いは、大事にするべきだ。けれど、いらないと感じたもの、不愉快なものはためらわず捨ててよい

無駄な人間関係を捨てよと。難しいですが、日々世の中も変化している中で、人間も変わっていくので合わなくなる人はいて当然。そこに時間を割いて何も生まれないならぐいぐい断捨離していこうと思いました。

3.リスクを取って自分の意志で外へ飛び出せ

日本人が一番苦手な分野だと思います。私もそうです。働いてれば毎月安定して給料がもらえるような大企業で働きたい。リスクは取りたくないという考えのもとで大企業に入社しました。その考えが間違っていたとは思いません。しかし、社会の変化(コロナショック、終身雇用制の崩壊など)や私自身の変化(休職や劇症1型糖尿病の発症など)により価値観、考え方、人生観が変わりました。一生サラリーマンでやっていける保証はどこにもないと。

まとめ【お金=信用 Give&Give】

お金は信用であり、信用は周囲へGiveし続けることでどんどんたまる。お金儲けだけを考えていると失敗することもある。自分にとって不要な人間関係はさっさと捨てる。

本書にはこれら以外にも、実際にはありえないと思えるような闇金ウシジマくんのストーリになぞらえて人間の本質、お金に対する考え方についてホリエモンの考えがまとめられています。日本の教育では絶対に学ぶことができないので読んでみることをおすすめします。

最終更新日:2020/1/4