持たざるリスクに備えて仮想通貨(BITCOIN)を定期的に購入している でん です。こちらの過去記事で仮想通貨について記載しています。coincheckのほかSBIVCトレードを使っています。今回coincheckで「貸仮想通貨サービス」の利用を始めたので記録しておきます。
1.貸仮想通貨サービスとは
仮想通貨保有者が、coincheckなどの取引所に仮想通貨を貸し付けて、利用料を受け取るサービスです。
SBIVCトレードでも同様のサービス「レンディング」というものがあります。こちらの記事で書いています!
私の仮想通貨(BITCOIN)の投資スタンスは長期保有です。(毎日の価格変動に一喜一憂していることは内緒)仮想通貨は基本的には価値保存としての機能しかない(paypalで順次支払いもできるようになる模様。。)ので、保有だけだと、毎日価格が上昇することを祈ることしかできません(笑)。貸仮想通貨サービスを使って、coincheckに貸し付けることで利用料を受け取ることができます。長期的に持つだけならそのほうが良いよね。
2.貸暗号通貨サービスのメリット
貸している間は売買ができないので狼狽売りできない
長期保有をスタンスとしている人に最大のメリットと思います。仮想通貨は日々の変動が大きく、数日で20%も上下することがあります。上昇局面では気持ちはウハウハですが、下降局面を迎えるとそわそわして、「早めに損切しようかな」「まだある利益を確定しようかな」など狼狽売りに走る思考が生まれます。そんなん時に貸暗号通貨サービスを利用していれば、資金が拘束されて売ることができないので、狼狽売りをせずに済みます。
最大年利5%の利用料を受け取ることができる
これも長期保有のスタンスにとってのメリットです。coincheckでは期間によって受け取れる利用料の利率が決まっています。最長365日で5%です。ほかの条件(貸出期間と年率)下記の通り
貸出期間・・・年率
14日間・・・1.0%
30日間・・・2.0%
90日間・・・3.0%
180日間・・・4.0%
365日間・・・5.0%
3.貸暗号通貨サービスのデメリット
長期保有のスタンスである人にとってデメリットはないです。長期は5~10年を考えています。税金の改正などを考えるともっと長くなる可能性もありますので、貸暗号通貨サービスの最長の貸出期間365日は十分に短いです。
売買できない(短期トレードを想定している人)
強いて言えば、これくらいですね。一週間でもおよそ20%の変動幅があるので短期トレードで利益を出すことを考える人には、14~365日資金が拘束されるのはデメリットですね。特に、仮想通貨の取引所は基本年中無休24時間営業なので機会損失になります。また、貸出の申し込みをしてから、coincheckが承認するまでは貸出は始まりませんが、その間も資金は拘束されるので最短14日以上資金が拘束されることになります。
4.貸暗号通貨サービスの始め方
基本的な流れは、
①利用規約に同意して、貸暗号通貨アカウントを開設
②取引アカウントから貸仮想通貨のアカウントへBITCOINを振り替え
③貸出申請を行う(貸出期間、数量を選択)
④貸出承認が下りたら貸出スタート
PCの画面をもとに説明します。
①利用規約に同意して、貸暗号通貨アカウントを開設
右上の「取引アカウント」をクリックして貸仮想通貨アカウントを作成します。利用規約などを読んでチェックを入れてOKボタンを押すだけですぐ開設できます。
②取引アカウントから貸仮想通貨のアカウントへBITCOINを振り替え
下記が貸仮想通貨のアカウントのホーム画面です。右上「貸仮想通貨」のボタンをクリックして「振替」を選択します。(この画面に表示されている総資産は貸仮想通貨アカウントの総資産を意味しています。作成時は0になっています)
下記のような振替画面に移動します。取引アカウント、貸仮想通貨アカウントにそれぞれ持っている仮想通貨の一覧が表示されます。振替元(画面に向かって左側)を「取引」、振替先(画面に向かって右側)を貸仮想通貨と選択します。そして振替する数量を入力して通貨を選択します。ここではBTC(ビットコイン)を選択しています。
ホーム画面に戻り、貸付可能額に振り替えた仮想通貨があることを確認します。次は、画面左の「コインを貸す」をクリックして貸出申請をします。
下記は貸出申請の画面です。貸出する仮想通貨を選択します(下記はBTC=ビットコインを選択しています)。貸出期間を選択して、貸し出す数量を入力してBTCを貸し出すボタンを押します。「返却時に再度貸出申請を行う」はチェック入れても入れなくてもOKです。
最後にコインを貸し出すの画面に戻り、下にスクロールすると貸出状況が表示されますので確認しましょう。
あとは承認を待つだけです。
まとめ
仮想通貨を長期保有する人にとっては狼狽売りのリスクを低くするために、貸仮想通貨サービスを使うことは有効。取引アカウントがあれば、貸仮想通貨アカウントの作成は一瞬で終わる。coincheckでもSBIVCトレードでも同様のサービスがあるので利用しましょう。詳細は下記の記事より。貸出期間が84日で年利1.0%なのでcoincheckのほうが優秀です。
最終更新日:2021年1月18日