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君は1万円札を破れるか?〜お金の洗脳を解くと収入が倍増する【書評2】

最近読んだ「君は一万円札を敗れるか?」が結構衝撃的な内容で、面白かったので感想をまとめます。一生付き合うお金の考え方、裏話が書いてあるので知らないと損です。2021年読むべき本です!

 1.君は一万円を敗れるのか

いやいや、無理っしょ。って思いますよね。私もそうです。読み終わった時点でも破れないです(笑)。洗脳は一切解けていない(笑)

この本で言っているのは「お金は情報で価値保存の手段でしかない」といっています。お金は、ぶつぶつ交換だった時代に交換を容易にするための尺度として貝殻が使われていたのが始まりです。しかし、今はお金があれば何でも買えるといった絶対的存在になっています。そんな風に考えているので、一万円札を敗れなくなっています。銀行は詐欺から始まったという理論も非常に面白かったです。

2.価値は調整されている?

お金が始まった当初は貝殻や金など現物でかつ希少価値が高いものでした。その後金本位制を用いてお金を発行しました。今はどうでしょうか。理論上は日本銀行など世界中の中央銀行によって無限に発行することができます。経済の状況に応じて市場へのお金の量(発行量)を調整しています。

3.お金がないと不安

人間が生きていくために必要なモノは衣食住です。しかし我々がないと不安になるのはお金です。それはなぜか、そのように情報を発信している人がいるからです。お金があれば衣食住なんでも交換できるよと。

4.収入を増やす方法

 お金持ちの体験をせよ。人間にはホメオスタシス(恒常性)があり居心地が良い場所にとどまり続けようとします。私も含め、大半の人は「お金持ちになりたい」と考えています。しかし、お金持ちになった状態を知らないし、現状や今の環境に満足している、つまり居心地が良いのでとどまり続けようとしています。お金持ちの体験をすることで、「こっちのほうが居心地がいいぞ」と思えれば、そこに戻ろうとして考えて行動するようになります。そういう観点からお金持ち体験をせよと言っています。

ただし、安易にカードローンなどで借金をして”お金持ち”を演じることとは違うのでご注意を。

5.世界平和になる方法

筆者の苫米地さんは最後に話していました。私も一時期考えていましたが断念したので非常に共感できました。やれるかどうかは別にして方法論があることを知れたので良かったです。

 

まとめ

お金はただの情報であり、一部の富を牛耳っている人たちにいいように洗脳されている!!結構衝撃的な内容でしたが、しっかりとモノの価値を見極めて生きたいですね。本の内容を一部、しかも完全にはお伝えできていないので、気になった方はぜひ手に取ってみてください。キンドルアンリミテッドに加入している方は無料で読めます!