沖縄出身者のキャリア~大企業へ就職&資産形成~

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適応障害の話

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こんにちは でん です。復職して1年半経って、個人的に新しい発見があったので、誰でもなりうる「適応障害」について実体験をもとに記録しておきます。会社に行きたくない、働きたくない、今の環境を変えたいと思っている人は「適応障害」や「うつ」になっている可能性があるので、メンタルクリニックを受診することをおすすめます。

1.適応障害とは

「ストレス因により引き起こされる情緒面や行動面の症状で、社会的機能が著しく障害されている状態」

引用元:適応障害|病気解説|医療法人 池澤クリニック|心療内科・精神科・内科 (ikezawa-clinic.net)

具体的には、ストレス原因が会社にあり(大抵の場合は人間関係)、毎日気分が沈んで死にたいとかネガティブなことしか考えられない状態、不眠や食事がとれないなどの症状が出て、会社に行って働くという社会的機能が著しく障害されている状態です。

初期の頃はとあるきっかけで「会社行くの嫌だな」思い始め気分が下がりますが、土日で回復してなんとなく働き続けることができます。初期状態は一般的な状態です。人生に嫌なことはつきものです。

悪化していくと、土日でも気分が戻らず(表面上は通常を取り繕うから周囲からは分からない)毎日毎日気分が落ちた状態が続きます。

最終的には、不眠や食事がとれないなどの症状が起こり、最終的には会社に行けなくなります。

特別な人が適応障害になるのではなく、誰でもなりうると思います。特に、初期の症状「なんとなく会社に行きたくない」とかは、ただ怠けているだけと周囲も自分自身も考えてしまうので、しっかりと向き合えず悪化させることが多いです。

下記のYouTubeの動画がしっくり来たので紹介します。

www.youtube.com

2.私の経験

私の経験は下記のキンドル本で書いてありますので気になる方は下記リンクより。

ホワイト企業でうつ病になりました

1.適応障害から復職

私は2019年7月に適応障害で休職して、2020年4月に復職しました。休職直前は「仕事は楽しくないもの、つらいけどその分の対価が給与だ」と思っていましたが、それは違います。(このことはまた書きます)

症状としては不眠が出ていました。寝れなかったり、1時間おきに目が覚めたり。最終的には会社に行けなくなりました。

休職期間の最後のほうにリワーク(休職者が復職前利用するプログラム)に通って、適応障害の勉強や対応方法を学んで復職しました。

2.復職してからの状況

在宅勤務中心の環境で復職

運よくか悪くか、復職のタイミングがコロナ禍で、基礎疾患がある人は在宅勤務が推奨されるようになっていました。休職期間中に劇症一型糖尿病を発症していたので、一足先に在宅勤務を取り入れました。そしてしばらくは会社として在宅勤務が推奨になり4ヶ月くらいはほとんど在宅で勤務しました。

しかも、復職直後は少しずつ業務量を増やしてもらいましたので、比較的スムーズに戻ることができたと思っています。

1年と3ヶ月たった最近では、通常の勤務が増え、業務量も復職前のレベルまで戻った気がします。その中で、休職前と同じようにうまくいかなくて「会社に行きたくないモード」が出てきました。休職前との違いは、自分がネガティブになりやすい事、対処方法があることを知っているので対応できています。

ストレス源の取り除くしかない

これしかないです。よく考えてみると、体調をしっかり戻して復職しても同じ職場、同じ業務に戻ると結局同じとことになります。(笑)ストレス源がそこにあるのだから、「会社行きたくないモード」が出るのは当たり前です。

まとめ

ストレス源を取り除くのが一番。何がストレス源となっているのかは休職している間にしっかり見極めたいですね。私は対処方法が分かっている(つもりなので)ので当面はやっていけそうです。ダメになりそうだったら、配置転換、転職も視野に考えていきたいです。

最終更新日:2021年7月22日