過去の記事でIPO投資を始めることを推奨したので、楽天証券でIPO投資をする方法の手順書をまとめました。 この手順に従ってやれば、誰でもIPOへ参加できます。楽天証券の口座開設は住んでいる方向けです。
基本的な流れは、
2.IPOに参加する意思を示す（価格、事業内容、過去の収益を確認）
3.購入する意思を示す（買います宣言）
4.抽選結果の確認（当選なら初値売りへ）
5.初値売りする
1.資金を用意、入金する
実際に必要になるのは、購入申し込みの時点です。資金が足りないと購入申し込みすらできません。必要な額は対象のIPOの公開価格によって変わります。1株当たり数百円から数千円なので、必要額は数万円から数十万円です。
入金は証券会社の口座に入金ですが、楽天証券と楽天銀行の口座をお持ちの方はマネーブリッジの設定をしておいて、自動で入出金が行えるようにするのがおすすめです。
2.ブックビルディングに申し込む
まず、ブックビルディング（BB）の期間になったら、参加したい銘柄に申し込みをします。楽天証券のHPから①国内株式、②注文、③新規公開株式の順にクリックしてIPOの画面へ
まずは、IPOについての注意事項などを確認しながら、下にスクロールして、同意するボタンを押します。
すると、IPOのホーム画面へアクセス可能になります。
この画面で取扱いされるIPO銘柄、自身の申込、当落選情報が見れます。
ブックビルディングの申込時に目論見書を確認します。閲覧ボタンを押すと別ウィンドウで開きますので、内容を確認して、同意、完了ボタンを押します（すべて読まなくても同意可能）
確認、同意しないと次にいけないシステムです。私はこの時に、業務内容や過去の業績、仮決定された株価が出ているので確認します。この時に当選したら買うか、必要な資金がどれくらいかをざっくり把握します。
期間中は参加ボタンが現れます。期間が過ぎると自動的に不参加になります。
参加ボタンを押すと、下記のブックビルディング参加受付画面が出ます。数量と価格を選択して、確認ボタンを押して申し込みます。
私はいつも数量【100】株、価格【成行】で申し込みます。価格は事前に決まった仮の価格の範囲内で選択することが可能です。人気のあるIPOであればあるほど、高い価格でないと買えないので、成り行きにしておくことをおすすめします。
ブックビルディングの申込はとりあえずしておくことをおすすめします。この時点では資金拘束もされません。できるだけ損したくない方はネットで検索して評価を確認しましょう。カブスルで評価がAorBの銘柄を積極的に狙うのがおすすめです。
申込が完了すると、ステータスが申込済になります。
3.購入申し込み
ブックビルディングに参加した銘柄は購入申込期間になったら、購入申し込みをします。ここまでの処理をして、IPO抽選の参加が確定します。楽天証券は前金制度なので、このタイミングで資金が必要になります。申し込み直後から、抽選結果発表まで資金が拘束されます。
注意点：申し込み後のキャンセルができません。値下がりしそうだからやめたいとか、他の銘柄に参加したいからやめたいなど考えられるので、先のIPO銘柄の確認も行いましょう。
申込ボタンを押すと、IPOの情報と受付画面が出ます。（特定口座でOKです。一般だと確定申告の時に損益計算を自らやらないといけないので少し大変です）
4.抽選結果の確認
抽選が終わると抽選結果のお知らせが届きます。IPOの画面でも確認できます。ワクワクしながら、初値売りの仕方を確認しましょう。
楽天銀行とのマネーブリッジで自動スイープを利用している場合、落選すると拘束されていた資金が銀行に戻ってくるので、「楽天銀行からの入金のお知らせ」で落選を知ることになります。
5.初値売り方法
カブスルで丁寧に解説しています！！初当選した時にこちらを参考にやりました。
まとめ【資金があればだれでも簡単に参加できる】
資金をためて、決まった期間に参加表明を2回して、目論見書の確認して、ちょっと手間がかかりますが、落選時に資金が返ってくるので低リスクな宝くじのイメージです。
最終更新日:2021年3月26日
