沖縄出身者のキャリア~大企業へ就職&資産形成~

高専、大学、大学院を経て大企業に就職した経験、資産形成について発信中

【沖縄高専の就職事情】一定の成績で大手企業に入社可能

「沖縄高専を卒業した後」「良い仕事に就けるのか」をテーマにお話ししてたいと思います。

 

まず簡単な自己紹介をします。

 

私は沖縄高専を卒業し、大学進学を選択したでんです。

このブログでは私の経験から人生のアドバイスを発信しております。

 

大学でも、高専時代の専攻と変わらない勉強を続けたことで、より専門性を高めることに成功しました。

 

 

その努力が実り、国内でもトップクラスの企業に入社することができました。

 

 

文章に書くと、すんなり進路を決めたように思えると思いますが、実は多くの葛藤を経て進路を決めたという経緯があります。

 

 

どんな悩みを抱えていたかというと、とても贅沢な悩みでした。

 

沖縄高専を卒業すると引く手あまた

沖縄高専に限ったことではないのですが、高専の代名詞でもある

 

「就職率100%」

 

やはり伊達ではなく、圧倒的な売り手市場。

 

 

常に企業側が欲しい!!

 

とオファーがある状態ということです。

 

 

今の時代に、大企業からオファーが届くというのは凄いこと。

 

 

有名な大学でも、大企業からのオファーが少なかったり、そもそも来ないということも普通にあります。

 

 

自分の知人にも「高い入学料、授業料を払ったのに」と就職活動の断面で後悔している人もいます。

 

 

学校推薦の数に加えて枠が少なすぎると、成績が良い人は問題ないのですが、その他の人は一般公募から申込む必要が出てくるのです。

 

 

そういった状況を知った上で、高専を見返すと、圧倒的に恵まれた環境だと感じます。

 

大企業の学校推薦が2枠~3枠あったりする

高専は分野毎に1クラスしかありません。

 

留年者がいるので一概には言えませんが、大体40名のクラス。

 

 

たった40名しかいないクラスに沢山の求人が来ます。

 

 

そして、学校推薦枠が設けられているのです。

 

 

これは沖縄高専だけではなく、日本全国を見渡しても田舎の高専ですら、山ほどの求人広告や学校推薦を持っています。

 

 

卒業生の就職先一覧を見れば、錚々たる顔ぶれの企業が並んでいます。

 

 

✔沖縄高専の卒業生の就職先

http://www.okinawa-ct.ac.jp/UserFiles/File/honkah30.10.1.pdf

 

社長を目指す!という人でなければ就職しておくと得する

これまで10年近く社会人を経験してきて、一つ言えることがあります。

 

 

「よほどやりたいことがある」以外、仕事を辞めてフリーになるというのはオススメしないということ。

 

 

今の時代、フリーランスが流行していますが、時代は変わってきたようにも思えます。

 

 

企業もまた変化してきて、企業同士、力のある個とのタイアップをしたりしています。

 

 

 

つまり、安易に「個」になってしまうと、会社という後ろ盾を失ってしまうということになります。

 

 

日本は正社員の首を切るといったことは基本的にできませんし、そういったことをやろうとしたとき、労働組合や労基に報告されてしまうと大変なことになります。簡単にニュースに流れてしまうでしょう。

 

 

そういった意味でも、大きな企業に入社して

 

「心強い後ろ盾」

「安定した収入」

 

これらを得ておくというのは非常に価値がある時代になってきているとも言えるでしょう。

 

良い企業に入る為には良い成績を残しておけ

高専5年生になると、分かるのですが、クラスメート同士で就職先を争う光景を目にすることになります。

 

ここは意外とシビア。

 

数年後、この争いに負けたことを後悔する人も当然ながらいる。

 

 

ある大手企業に5人も志望者がいたとします。

 

 

どうやって決めると思いますか??

 

 

抽選ではないです。

 

 

 

成績

 

です。

 

 

しかも、1~4年生の時の成績の総和です。(計算方法については高専によって、違うかもしれません)

 

 

つまり、圧倒的に良い成績を残しておけば、面接さえ得意になっておくことで、好みの企業を選ぶことができるということ。

 

 

高専生活を良い形でしめるためにも、試験の成績だけはきっちりと残しておく。

 

 

そうすれば、無駄に手間をかけずに企業に入社することができます。

 

(どうせ入社後にはどこの企業でも苦労するので、入るときぐらいは楽に・・・と個人的には思います)

 

高専卒は初任給が低い・・

ここを気にする人がいますが、正直それは無意味であることをお伝えしておきます。

 

 

何故なら、大学生や大学院生は卒業するために数100万円消費してしまっているからです。

 

 

院生は寮に入れない人も多いのでアパート暮らしの人もいるので、300~400万円という奨学金の返済を抱えている人も普通にいます。

 

 

そして、高専卒は10年程度働けば主任クラスになります。

 

 

主任になってしまえば、給与テーブルは大卒とそこまで変わりません。

 

 

というより、この表現は正しくなくて

 

正確に言うと、如何に給与テーブルの階段が登りやすい部署に行く方が大事だということ。

 

このあたりの話は別の記事で解説していきますのでお楽しみにしていてください。

 

 

今日の記事では「高専生は大手企業に簡単に入社できる」が伝わればと思います。

 

今日の記事まとめ

沖縄高専の就職事情ということで、如何に恵まれた環境であるかを理解して頂けたでしょうか??

 

将来のことを全然考えていない・・・

ぼんやりとしかわからんな・・・

 

 

そういった方は、毎日10時間は時間を費やす仕事のことを真剣に考えた方が絶対に良いです。

 

高専に在学中の人はまずはきっちりと勉強をして、良い成績を残す。そして、少しずつ将来やりたい仕事について考えていく。

 

 

そうすると、10年後後悔することのない人生を過ごすことができるでしょう。

 

最終更新日:2020/5/13