今回は私の経験を元に、沖縄高専卒業後の進路の一つ大学編入学について紹介します。
こんにちは。
沖縄高専を卒業後、大学、大学院まで進学してた でん です。
沖縄高専卒業後の進路は
- 就職
- 本科専攻科進学
- 大学進学(編入学)
→NKDENのパターン
の3パータンです。
高等専門学校制度の概要
私の経験を元に3.大学進学について説明します。
目次
まず、後悔しないために。。
どれが最良の選択?
と考えてしまいがちですが、
人それぞれに価値観が違うので一概には言えず
人によって最良の選択は異なります。
将来の自分(目標、夢)を意識して
進路を考える、自分と向き合う
ことが大切です。
(当時の私に言いたい言葉です)
自分と向き合う
- どんな仕事をしたいか
- どこで働きたいのか
などを考えましょう。
進路を決めるうえで、
自分ではコントロールできない要因
もあります。
- 家計を助けるためにすぐ就職必須
- 実家の家業を継ぐ必要がある
- 両親の意向(大学進学は必須など)
まず、将来の自分(夢、目標)を意識してプラン(進路)を考えましょう。
そのあと、コントロールできない要因について、関係者(両親、教授など)に相談しアドバイスをもらって決定するほうが良いです。
自分の人生
夢、目標を最優先しないと、将来振り返った時に
- あの時こうしていれば
- もっとやれた
- やっぱりあの仕事やりたい
- なんで自分だけ
と後悔する日が来ます。
たいていの人は、その後悔を胸にしまい込み、
「人生こんなもん」
と割り切って日々を送っています。
やっかいなのは、そのまま前に進めなくなることです。
選択の時に、しっかりと自分と向き合っていれば、信念を持って決めていれば後悔してもしっかりと前を向いて進めます。
他人の芝生はいつだって青いものです。
正直、どんな選択をしても、後悔するときは必ず来ます。と私は思います
NKDENの場合
長くなるので簡単にまとめます。
※詳細はまとめの後に書きます。
私の考え:高専から行ける給料いいとこに就職
長く働いて、昇給して、社長になってお金持ち
母親 :大学進学 → 最終的に 大学教授 になる
妥協案 :大学は推薦のみで受験 → 受かったら大学進学。
バックアッププランとして就活を進める。
結果 大学合格
合格できた理由
合格できた理由は大きく2つありました。
1.高専でよい成績を残していた
負けず嫌いの性格もあり、成績は上位を狙って勉強していました。
科目によっては1番を取れたこともありました。
高専での成績は結果がすべてなので、テストの点数、レポートの点数
とにかくいい点とれるように勉強しました。
2.研究室選択が良かった
当時は大学への推薦書は研修室の教授が書いてくれました。
合格決まってから直接教授に聞いた話ですが、
「1~3年に比べて4,5年の成績が芳しくなかったが、それを帳消しできるようにストーリー付けして書類を作成した。大変だった。」
とおっしゃっていました。
尊敬する教授の下で研究していたので、頑張ってやっていましたし、教授との関係も良好に進めていたので、推薦書もいい感じに書いてくれたと思います。
4,5年になると、3年間通ってきた慣れと就職が近づいてきた事から、やる気が下がる「中だるみ」になっていました。(機会があれば別記事にて説明します。)
進学を選んで後悔?
めちゃくちゃ後悔しました。
就職して、自立している同級生に会うたびに、自分は進んでいない気がしました。
ただ、夢【給料いいとこに勤める。お金持ちになる】
を実現するためには近道と信じてやってきました。
その結果、今の大企業に勤めることができているので、今考えれば、進学の選択をして良かったと思えます。
まとめ
【進路選択は自分と向き合うこと】
【進学希望なら成績上位を狙う、 教授との関係も良好に】
推薦で進学を考えているならば、成績上位はもちろん、推薦書を書いていただく教授との関係も大切です。
教授も人間
講義をしっかり聞いて、わからないことを質問して勉強する、学生としてやるべきことをしっかりとやっていればおのずといい関係は作れます。
研究室へ配属後はほぼ毎日顔を合わせるので、挨拶するなど最低限のマナーをしっかりとして良好な関係を築きましょう。
大学編入試験
たいていの大学は編入試験を設定しています。
出題科目は英語、数学のみだったり、専門科目もあったりと大学により異なります。
進学を考えている場合は、調べてしっかりと対策をして勉強しましょう。
今回の記事はここまでです。
ここからは私の進路選択の流れ、葛藤を書きます。
時間がある方はどうぞ。
NKDENの進路決めから合格まで
夢、やりたいこと
夢 :お金持ちになること
やりたいこと:何かものづくりに携わりたいな
と超絶漠然としていました。
自分で考えた結果 「どっか給料いいところに就職すればいっか」
高専に入学を決めたのも
-
頭良いと認められたい
-
就職率100%の恩恵に預かってそっこーで働きたい
-
親元離れたい
-
一人暮らししたい
漠然としていて、今や目先の事しか考えていませんでした。
母親、担任との3者面談
「とりあえず就職で」
と私の意見を伝えましたが、母親(両親)の考えは違っていました。
「大学卒業して、いいとこに就職(大学教授になる)させたい」
高専ではそこそこの成績だったこともあり、担任は
「勉強すれば、大学編入できる。さらに言えば推薦使える大学もある」
いろいろ教えてくれました。
高専の受験の時に勉強に追われすぎて、「もう嫌だ!!」となった経験から、私は二度と受験勉強はしたくないと心底思っていました。
3者面談で出た結論
第一志望は大学へ編入学
しかし、推薦で受けれる大学のみ受験。
バックアッププランで就活を進める。
私と母親のいいとこどりをしたプランになりました。
自分の夢、やりたいことが漠然としていたため、このような結果になりました。
本来はやりたいことに向かって舵を切るべきです。
例えば、この段階で「教員になりたい」と思っているならば、
(その気持ちに気づいた時点で)教員になれるルートを調べて、高専で学んだことが生かされないとしても。
この年になれば、現実的な夢、やりたいことが持てるはずです。
たとえ、無謀な夢だったとしても、それに向かって努力するするほうが、人生楽しく生きれると思います。
お金を稼いで食べていくことを考えると、なかなか本当にやりたいことに突き進むのは結構勇気がいりますが。
同級生の何人かは、高専で学んだこととは別の業界に進んでいます。
その後、推薦書の作成を研究室の教授にお願いして
私はほとんど何もせず、合格が決まりました。
研究室の教授は私が所属する部活動の顧問もやっており、卒論に加えて、部活動でのコミュニケーションから良好な関係を築けていたと思います。
経験から言えること
やりたいことが見つかっていないなら、成績は上位を目指せるように頑張るべき。
やりたいことがあるならそれに向かって舵を切るべき。
最終更新日:2020/5/14